広告・アフィリエイトリンクは掲載していません。

ESP32、結局どれを買えばいい?

C3・S3・C6を、温湿度計・音声・スマートホームの用途から比較。ボード単価だけでは見えない費用も整理します。

先に、選び方の要点

  • 温湿度の送信や小さな制御なら、まずC3で必要な端子とソフト対応を確認。
  • 音声・カメラ・画面はS3を候補に。チップ名だけでなくPSRAM搭載ボードを比較する。
  • Thread・Zigbeeが目的ならC6を候補に。Wi-Fi 6対応だけで速度や省電力の優位は決められない。

選択肢を並べる

表が画面に収まらない場合は、横にスクロールして読めます。

公式仕様に基づく用途別整理。価格・速度・消費電力の実測比較ではありません。
候補通信・処理の特徴候補になる用途購入前に確認すること
ESP32-C3単コア RISC-V / Wi-Fi 4 / Bluetooth LEセンサー送信、シンプルな制御必要なGPIO、USB接続方式、基板の待機電流
ESP32-S3デュアルコア Xtensa / Wi-Fi 4 / Bluetooth LE音声、カメラ、画面付き工作PSRAM搭載量、ピン配置、周辺機器の対応
ESP32-C6単コア RISC-V / 2.4GHz Wi-Fi 6 / Bluetooth LE / 802.15.4Thread・Zigbeeを使う工作利用フレームワークと接続先の対応、ボーダールーターの要否
比較表をCSVで保存

最初に決めるのは、完成させたいもの

「一番高性能なESP32」を選ぶ前に、センサーの種類、必要なピン数、電源、通信方式を書き出します。温湿度を数分ごとに送る装置と、マイクで音声を取り込む装置では、必要なメモリも処理能力も違います。上の3種類は出発点であり、ESP32全シリーズの網羅比較ではありません。

チップの比較と、開発ボードの比較を分ける

同じS3でもPSRAMの有無・容量、Flash容量、USB端子、レギュレーター、ピンの引き出し方が異なります。製品ページのチップ名だけで決めず、正確なボード型番と回路図を確認してください。Bluetooth LE対応とBluetooth Classic対応も別の話です。

安さは「動くところまで」の合計で比べる

基板価格に、送料、電源、ケーブル、センサー、ケース、足りない工具を足します。電池駆動なら開発ボード全体の待機電流を調べる必要があります。チップのディープスリープ公称値を、そのまま完成品の電池寿命に換算することはできません。安い基板でも、資料やピン配置が不明なら調査時間が増えます。

C6を選ぶ理由は、使う通信規格にある

C6は2.4GHzのWi-Fi 6と802.15.4を備えます。ThreadやZigbeeを使いたいときの候補ですが、チップが対応していることと、使いたいファームウェアで目的の機能が動くことは別です。接続先のハブ、ボーダールーター、フレームワークの対応を先に確認します。

次に実機で比べたいこと

同じセンサーと送信間隔で、USB給電時の平均電力、電池駆動時の待機電流、接続の復帰時間を測ると選び方に役立ちます。国内購入と海外購入の送料込み総額、初回書き込みまでの所要時間も記録したい項目です。現段階ではこれらを測っていないため、価格ランキングや電池寿命の順位は付けていません。

参考資料とこの記事の範囲

公式資料を参照して選択の条件を整理した編集記事です。実機テスト、実売価格の調査、検索ボリュームの計測は行っていません。費用の数値は計算方法を示す仮定例であり、製品やサービスの現在価格・性能の保証ではありません。